2016年8月25日木曜日

T-34/76 STZ Mod.1942 (Dragon6388) 製作記ー27

いつも参考にさせて頂いているかば◎さんのブログでこのブログに触れて頂きました。
やはり以前より参考にさせて頂いているセータ☆さんkunihitoさんという著名なモデラーさんのブログと形式的にせよ並べて触れて頂き、恐縮しております。
かば◎さんブログを経て訪問して頂いた方がいらっしゃるかもしれません。
本ブログは経験が浅く技量も乏しい模型好きが備忘録的に綴っている程度の物で、新しい知見や有益な情報の欠片もないことを予めご了承して頂ければ幸いです。

さて、お盆休み後の進捗状況です。
足回りは履帯を除き粗方片付きましたので、当初からの懸案であった側面及びフェンダー上の構造物に取り掛かることにしました。
懸案というのはちょっと大げさかもしれませんが、以前よりネット等で資料を渉猟するも不明な点が多いのです。
1、右フェンダー上に対をなす漏斗状のもの(G22、G23)がジャッキであると、かば◎さんのブログで初めて知りました。
しかし留め具を含め構造の詳細がわかりませんのでまだ手を付けていません。
2、左フェンダー上の二つの工具箱は開く向き、ヒンジの数、蓋の留め方がはっきりしません。
かば◎さんの作例を参考に共にヒンジは三つで内開きの方向で配置する予定です。
また、蓋の留め具の突起として加工した真鍮線を付けました(私の想像です)。



3、左右のフェンダー上に搭載される防滑具ですが、かば◎さんによれば後期型550mm履帯を履く「STZ Mod.1942」ではキット付属の物とは異なるタイプの防滑具の可能性が高いようです。
よって、そのことに忠実であるなら防滑具は自作となりますが、可能性は低くともキットのままという選択肢もあります。
さて、どうするか・・・。

4、右側面にある無線アンテナですが、渉猟し得た写真では基部のみ残っているケースが多いようでしたので基部のみとしました。




5、側面ではないですが、前照灯を取り付け、前後の牽引フックの外れ止め装置に銅線でハンドルを取り付けました。



6、側面の箱(D1orD2)は写真では装着例を確認できず、箱絵にも積み立て説明書内の図にも描かれていませんので付けない予定です。
ちなみにこの箱は何なのでしょう。
数少ない手持ちの文献では燃料箱(?)と解説されています。




2 件のコメント:

  1. 着々と進んでおられるようで。

    1.ジャッキとジャッキホルダーはバッチリの細部写真がなかなか見つからず、悩ましい部分です。そもそも2つ付けていいのか? という時点でもう悩んだりして、私も割と適当な工作です。

    2.フェンダー上の工具箱(前方の大きい方はクリーニングロッド+α入れ?)は、モールドが3つ並んでいるのがちょうつがい、2つのほうが開口側の留め金のようです。40年型だとちょうつがいが車体外側にあるのが普通のようですが、以後の型は(スターリングラード工場製を含め)ちょうつがいが内側、開口部が外側に来るようです。ところで、大きい工具箱は背の高いもの、背の低いものの2種が選択式になっていて、Ryampoさんは高い方を選んでおられるようですが、高い方はハリコフ機関車工場製の一部車輌に見られるもので、STZには使われていないかもしれません。

    3.防滑具は、一応旧型でも穴の位置は合うので、「絶対使われていない」とは言い切れないと思います。

    また、後期550mmタイプの履帯には2種類あって(キットは後期タイプ)、初期タイプは防滑具取付穴がちょっと内側にあります。この後期型550mm初期タイプ(ややこしい)に対応させるため、旧型防滑具にもうひとつ余分に穴を開けたタイプもあったようです。
    http://kabanos.cocolog-nifty.com/photos/temp/550egr.jpg
    (Wydawnictwo Militariaから引用、そのうち消します)
    このタイプの実際の搭載例は見たことがないのですが、旧型を載せるなら、外側に1枚でもこれを混ぜておいたりすると面白いかもしれません。

    まあ、そもそも防滑具を載せていない(なくしちゃった?)例も多いようなので、載せずに済ませてしまうのも手なのですが。

    6.あの箱は、後期のT-34で車体後部に載せている筒形タンク同様、増加燃料タンクだそうです(私も単純に資料で見ていっているだけですが)。裏側にアーチ状の溝があるものとないもの(キットには両方の裏面パーツが入っていますが)がありますが、溝のあるのが初期型で、BT時代から使われています。私も取付架ごと無しにしましたが、STZ製でも取付架付きは一般的なようです。また、燃料箱そのものを付けている例もあります。

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    1. かば◎さま。
      コメント有難うございます。
      ジャッキは例の如くかば◎さんの作例を参考にしようかと考えていましたが、いつもながらですが作例自体のレベルが高く(どのようにあの様な細密工作が出来るのか想像すらできません)、そのままというわけに行かないため何とか誤魔化せる方法を算段しております。
      工具箱は早速背の低い方に変更します。
      防滑具は画像まで用意して頂き有難うございます。穴の一つ二つの追加なら楽なものです。旧型で楽する事にした場合は是非とも混ぜてみたいと思います。
      箱はやはり燃料タンクの一種ですか! お陰様で疑問点のひとつが解決しました。
      まだまだ塗装までの道程は長そうですが、少しづつでも進めていく所存です。

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