2017年12月24日日曜日

StuG III Ausf.B (Tamiya MM281) 製作記ー15

今年も残り一週間。
年内に出来るだけ進捗させる予定でしたが、いきなり躓いていました。

エッチングパーツでクリーニングロッドのブラケット、ジャッキ本体及びジャッキのブラケットを製作していたのですが、ブラケットは可動部が多く、必然細かいヒンジを作る作業が難関となります。

案の定、細かい部品を飛ばして無くすやら、何度も曲げ伸ばししているうちに金属疲労で破断するやらで何とか形にするのに2週間以上掛かりました。
しかもジャッキのブラケットに至っては取説通り組み上げたら機能しないというトラップ付きのため、形になるように改変して組み上げました。

心が折れかけましたが何とか乗り越えられたかな(?)。
でも、ちょっとでも外力が掛かればバラバラになりそう・・・。
半田付けのスキルがあればもうちょっとはマシになったかもしれません。

エッチング関係では、これで最大の山は越えられたような気がします(?)。




とは言え、エッチングの残りはまだまだあります。
もう見たくない気分。

2017年12月7日木曜日

StuG III Ausf.B (Tamiya MM281) 製作記ー14

年内に少しでも前に進めたいところです。

足回りです。
駆動輪パーツの合わせ目は段差が結構大きく、目立たなくするにはひと苦労です。
パテで大まかに埋めた後、例の如く泥汚れで誤魔化すこととします。
塗装前にタミヤの情景テクスチャーペイント草カーキとリキテックスのモデリングペーストを混ぜ、塗り付けておきます。


ついでに誘導輪と転輪にも塗り付けておきました。

アンテナ基部は元パーツをそれっぽく加工し、エッチングパーツに合わせました。


何とか来年度の中京AFVの会に間に合わせたいのですが微妙な感じです。

2017年11月26日日曜日

StuG III Ausf.B (Tamiya MM281) 製作記ー13

僅かではありますが進捗状況です。

誘導輪基部は誘導輪自体と共にB型後期から変更されているそうです。
キットのパーツは前期タイプの誘導輪と後期タイプの誘導輪基部となっていますが、思い付きで前期タイプに統一することにしました。

誘導輪基部のパーツの履帯張度調整用ネジを切り取り、ドラゴン3号の余りパーツから切り取ってきた前期型の張度調整用ネジ部分をくっ付けて終了です。









今日はここまでとなります。
進まんなー。

2017年11月19日日曜日

StuG III Ausf.B (Tamiya MM281) 製作記ー12

地道にエッチング作業中です。
細かい作業でなかなか捗りませんが確実に進めていきます。

先ずは消火器。
元の消火器パーツを加工して使用するように指示されていますが、太過ぎてベルトが巻けません。
直径3mm程度で丁度良い様なので(元パーツは約3.5mm)、ランナーから製作しました。



やや細身ですが固定ベルトの関係で止むを得ません。


次にジャッキ台。
これは元パーツを加工して使用しました。
塗装のことを考え木目をきつめに彫り込んであります。




そして工具箱とそのラック。
これも元パーツを加工して使用しています。





相変わらずピントが甘いです。
写真術もなかなか上達しません。

2017年11月5日日曜日

StuG III Ausf.B (Tamiya MM281) 製作記ー11

少しづつですが進めています。
まだまだゴールは見えません。
付属するAberのエッチングを最大限活用するという無謀な目標が仇となり難所の連続です。

今回の難所は車体後部の発煙筒ラックです。
B型では装甲カバー付きと装甲カバー無しの両タイプが確認できますが、第192突撃砲大隊仕様のデカールを使いたいため、どうしても装甲カバー付きにする必要が在ります。
装甲カバー無しタイプのものは丁度ドラゴンの余剰パーツに使えそうなものがあり、それを使うとエッチングを使う必要もなく楽が出来るのですが、装甲カバー付きの場合キットのパーツではややディティール不足なためエッチングで補う必要が在ります。
これが非常に細かい工作の連続で、しかもハンダ付の技量がないため瞬着を駆使して何とか形にしていきました。
ただ、Aberの取説通りではどうも構造が変な感じになります。
そこで、唯一渉猟し得たボービントン戦車博物館のIV号D型に付いている発煙筒ラックの構造を参考にして少し改変しました。

まず、キットのパーツを装甲カバーだけの状態にします。
かなり薄く削ったので結構時間が掛かりました。
素直に金属板で作り直せばよかったかも。






発煙筒ラックはエッチングパーツを基にデッチアップしました。









発煙筒の部分だけはドラゴンの余剰パーツを利用しました。

2017年9月24日日曜日

StuG III Ausf.B (Tamiya MM281) 製作記ー10

前回の記事の続きです。

主砲周りはキットのままです。
防盾の裏側は付属のエッチングをそれっぽく付けましたが、言うまでもなく正確ではありません。





内装についてはもう少しディテールを追加してゆく予定です。

車長用ハッチと装填手用ハッチは開放状態にする予定ですが、可動も視野に入れ、ヒンジはアベールのエッチング(35A39)を利用します。
ただ、私には極めて難度が高い工作で、上手く行くか否かは今のところ不透明です。
チラッとですが途中写真です。



難しい・・・。


StuG III Ausf.B (Tamiya MM281) 製作記ー9

久しぶりの更新になりますが、少しづつ作業は続けています。

内装についてはハッチから見える範囲でそれらしく見繕う予定です。
そこでインターネット上の画像や少ないですが手持ちの資料を拡大鏡片手に只管見ています。

今回参考にした資料です。



結論から言えば、わからないことばかり!
きりがないので想像力を働かせ、所謂デッチアップを行います。

戦闘室側壁はフラットに見えますので0.5mmのプラ版を貼り付け、その上に各種内装を取り付けます。
後壁面にある手榴弾ホルダーは1.0mm幅の銅板でソケット様の構造物を追加しました。
また、車長用の椅子の昇降装置(?)に0.3mm銅線で作製したバネを取り付けました。







右側には砲弾ケースらしき物が並んでいるようで、プラ板でそれっぽいものを作成し配置しました。
位置は推測です。





長くなりましたので続きます。

2017年7月9日日曜日

StuG III Ausf.B (Tamiya MM281) 製作記ー8

少しづつですが進めています。

この製品のサスペンションはバネを利用して可動させていますが、バネが効いた状態だと若干車高が高過ぎる感じがするため、バネの利用は止め、1ミリ程沈み込ませた位置で両端だけを固定しました。



フロントマッドフラップの固定用ボルトナットを付けました。
当初はGreen Suff Worldのリベット製作ゴムパッド(GSWD35)を用いてパテで製作するつもりでしたが、最小サイズのものはややシャープさに欠けるため、結局マスタークラブのΦ0.8mm六角ナットを利用しました。



フロントマッドフラップ本体は0.1mm厚の銅板から製作しています。

2017年5月7日日曜日

StuG III Ausf.B (Tamiya MM281) 製作記ー7

早いもので2017年も既に5月となりました。
2月以降、模型製作に時間を取れず、ブログの更新も出来ない状況でした。
今後は少しは時間が取れそうですので、改めて少しづつでも前に進めたいと思います。

フェンダー前後のマッドフラップのヒンジに付くボルトナットは、フラップを跳ね上げた状態にする場合、見せ場の一つだと思います。
これをどう表現するか考えていました。
アドラーズネストやマスタークラブのアフターパーツを使えばベストですが、ここは安上がりな方法を試してみることとしました。
以前購入してあったGreen Suff Worldのリベット製作ゴムパッド(GSWD35)を使ってボルトナットを製作してみます。



材料はタミヤの速硬化型エポキシパテを使用します。


ボルトナットのサイズは最小サイズの型が丁度よさそうです。
エポキシパテを強く型に押し付けます。


乾燥後剥がしてみました。
上手く型全体にパテが行き渡っていません。
これでは使えません。
近々再挑戦してみたいと思いますが、もう少し柔らかめのパテ(ポリパテ等)を使った方がうまくいくかもしれません。

2017年3月5日日曜日

StuG III Ausf.B (Tamiya MM281) 製作記ー6

久しぶりの投稿になりました。
微速でも前進してゆきたいと思います。


TAMIYAのStuG III Bではフェンダー支持架の構造が殆ど省略されているので、目立つ処のみですが簡単に再現しようと思います。
先ずは前・後端構造を除いた部分をプラ版とプラ棒でそれらしく作成しました。





恐らくウェザリングを加えた後にはわからなくなると思いますので、ほぼ自己満足にしかすぎないのでしょう。
しかし無駄になることはないと思いますし、やっていて楽しいのでよしとします。


2017年2月9日木曜日

StuG III Ausf.B (Tamiya MM281) 製作記ー5

時間があれば工作の手順を脳内でシミュレートし、頭の中では既に三回くらい完成させているのですが、実際に手を動かす時間がなかなか取れません。
勿論寝ている間に小人が工作してくれるなんてこともありません。
よって当然のことながら全然進捗していないわけです。(開き直り)

フェンダー前後部のマッドフラップを跳ね上げた状態にするつもりですが、それにより見えるようになるマッドフラップ周りの構造物をそれなりに再現しなくてはなりません。
別売りのAberのフェンダーセットを使えば、組み立てられるか否かは別問題として、正確に再現でき、理想的です。
しかし、ただでさえAberの基本セットが付属しているのでエッチングはもうお腹いっぱい。
と言うか、スキル的にまず組み上げられないでしょう。
そこで、それっぽく見えるように自分の技量の範囲内で工作することとします。

先ずは、切り取った前部マッドフラップ周りの余計なプラ部分を削りNakedな状態にしました。



2017年1月19日木曜日

StuG III Ausf.B (Tamiya MM281) 製作記ー4

次にフェンダー周りに取り掛かります。

先ずは両側前後のマッドフラップをヒンジ部の所で切り離しました。



恥ずかしながら今日の記事はこれだけです。
なかなか製作時間が取れません。

2017年1月9日月曜日

StuG III Ausf.B (Tamiya MM281) 製作記ー3

連休でもあり、取り掛かれる部分から進めていきたいと思います。

先ず、戦闘室のマイナスネジと尖頭ボルトのモールドです。
マイナスネジは予定通りPassion ModelsのP35-003を埋め込みました。
尖頭ボルトは二つだけですのでΦ1.0mmプラ棒を加工して埋め込みました。
戦闘室の表面はリューターで荒らしてあります。
塗装過程で目立たなくなりますので少しきつめにしています。





また、フェンダー裏面の押し出しピン跡をパテ埋めしました。



2017年1月5日木曜日

StuG III Ausf.B (Tamiya MM281) 製作記ー2

新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。

さて、昨年暮れに一応T-34を完成させ、その勢いで年末年始の長期休暇中に新課題のStuG-III-Bを一気に進める予定でした。
しかし、箱を開けて各部品を眺めつつ、う~んと唸りながら10日間程が過ぎていきました。
どんなキットでも完璧なものはありません。
どこまで手を入れるか、どこまで妥協するかがいつも悩む所です。

今回の場合、現時点で出した方針は以下です。

1 戦闘室上面と側面に再現されていないマイナスネジと尖頭ボルトのモールドを付ける。
2 戦闘室上面の車長用ハッチと装填手用ハッチを開いた状態にする。
3 それに伴い、見える範囲で内装をそれらしく再現し、砲隊鏡(SF14Z)も使用状態とする。
4 前部後部のフェンダーに手を加える。(跳ね上げた状態とする?)
5 後部デッキに色々と装備品を搭載する。(それはそれはもう色々と)
6 そのための荷物積載用フレームを取り付ける。
7 履帯はMODELKASTEN SK-24に交換。
8 Aberのエッチングは極力使い切る。

あくまで現時点でのかなり野心的な予定であり、恐らく途中で挫けるでしょう。
前作では かば◎さん という大師範の後ろを付いていくだけでよかったのですが、今回はそういう訳にはいきません。
今から先が思い遣られます。

先ずは、車体上面、側面のマイナスネジと尖頭ボルトの位置にピンバイスで穴開けしました。
マイナスネジ、尖頭ボルトともPassion Modelsの夫々P35-003とP35A-002を使用する予定です。
当初は0.3mmで穴開けし始めたのですが、途中で手持ちのドリルを二本とも折ってしまい、仕方なく0.4mmで開け直しました。
今更ながらではありますが極細のドリルは慎重に扱わないとすぐに折れます。(泣)