2018年12月30日日曜日

StuG III Ausf.B (Tamiya MM281) 製作記ー35

諸般の事情により約3か月もの間、停滞しておりました。
来年度の中京AFVの会への参加も黄信号となってきました。
ちょっと焦らなければなりません。

さて、いよいよウェザリングの段階に入ります。
先ずは足回り。
タミヤ情景テクスチャーペイント、クレオスMr.ウェザリングペーストをベースとし、その上から各種ピグメントを散らしました。





ピグメントの固定はアクリル溶剤を用いました。
排気管の錆もピグメントによる表現です。

2018年9月30日日曜日

StuG III Ausf.B (Tamiya MM281) 製作記ー34

台風が近づく中デカールを貼りましたが、少しばかり古い製品の所為か、デカールがやや脆くなっていたようで冷や汗をかきました。









第192突撃砲大隊所属車両によく見られるマッドフラップに描かれた白いラインは、デカールを使用せずマスキングしてエアブラシで描きました。

2018年9月23日日曜日

StuG III Ausf.B (Tamiya MM281) 製作記ー33

グレイスケールによるモジュレーション塗装を行った後、間が開いてしまいました。

基本塗装のジャーマングレイの色味をどうするか・・・、そこでストップしていましたが結局は比較的オーソドックスな色合いとなりました。
具体的にはMr.カラーの新色C514ジャーマングレイ/グラウにクリアーブルーを加えやや青みを強くして用いました。
これを極めて薄くしてエアブラシで少しづつ色を載せていきます。





前回の画像とは微妙な違いしかないですね・・・。

2018年8月23日木曜日

StuG III Ausf.B (Tamiya MM281) 製作記ー32

暑さはやや和らいだようですが、台風で塗装も思うように進められません。

サーフェイサーでプライマー兼プレシェーディングを施し、続いてはグレースケールによるカラーモジュレーションです。
グレースケールはいつも通りMr.カラーのMrカラーセット ザ・グレイを用います。

大まかにカラーモジュレーションを行った後に、油彩の白色を用いて斑を付けていきます。
これは均一なモジュレーションは美しいのですが、やや作り物的な感じが気になるためです。
油彩を用い、筆塗りによる斑付けは簡単で思い通りに施すことが出来、ちょっとした絵描き気分が味わえます。
ホセ=ルイス・ロペス=ルイス氏の著作にあったプレウェザリングに似ていますが、そこまで徹底したものではありません。









ジャーマングレイはどういう色合いにするか。
悩み所です。

2018年8月12日日曜日

StuG III Ausf.B (Tamiya MM281) 製作記ー31

まだまだ暑いですが連休中に何とか塗装を済ませたいものです。

先ずは塗装前の清掃ですが、中性洗剤を使った水洗い等がベターとは思いますが、今回は細かいエッチングパーツが多く破損が怖いため避けます。
次善策として、タミヤのモデルクリーニングブラシやブロアーで丁寧に埃を払ったあと、皮脂等の脂分はアルコールを用いて脱脂しました。

次に非プラスチック部にガイアマルチプライマーを薄く筆塗りし、プライマー兼シェードとしてガイアノーツ・サーフェイサーエヴォブラックをエアブラシしました。









OVM、転輪、履帯、積載物は別口で同様に塗装し、最終段階で取り付ける予定です。

2018年8月5日日曜日

StuG III Ausf.B (Tamiya MM281) 製作記ー30

猛暑の折、みなさんくれぐれもご自愛下さい。

さて、進捗状況です。
完全に失念していた履帯(MODELKASTEN SK-24)の組み立てですが、センターガイドは未だ取り付けていませんが片側93枚で丁度でした。
全ての塗装も終えた最終段階で履帯を取り付ける予定ですが、最後の接続は0.4mmの真鍮線を履帯ピンとして用います。
付属のプラスチック止めピンではうまく留まるか不安だからです。
そのため、ピンを通す穴を0.5mm径ドリルで慎重に開けました





さて、センターガイドを取り付けるとしましょう。

2018年7月22日日曜日

StuG III Ausf.B (Tamiya MM281) 製作記ー29

暑い日が続きますが、何とか早く完成に辿り着きたいものです。

やっと主な工作が終了。
工作の邪魔になるため付けずにいた両側フェンダー上のエッチング製OVM固定具を全て瞬着で固定しました。
全てイモ付けですので強度が不安ですが、良いアイデアもないので仕方ありません。





OVM、積載物、転輪、履帯等は全て基本塗装後に取り付ける予定です。
次はクリーニング(水洗いまではせず、埃取りや脱脂程度)して、いよいよ塗装です。
あ、その前に履帯を組み立てないと!
完全に失念していました。

2018年7月11日水曜日

StuG III Ausf.B (Tamiya MM281) 製作記ー28

前回は荷物積載用フレームの製作でしたが、今回はそこに積載する荷物の見繕いです。

先ず、35x20x15mmの大きさの箱をプラ版で製作し、これにエポキシパテで製作したシートを掛けた物をメインの荷物としました。
他にはドラムカン、ジェリカン、木箱、予備ホイール等を適当に並べました。



もう少し小物を足しても良いかもしれません。
引き続き微調整を続けたいと思います。

2018年7月2日月曜日

Thanks MiniArt

以前購入して積んであるMiniArtのIII号B型(MiniArt35162)ですが、改修版が最近発売され(MiniArt35221)、それに伴い旧製品購入者を対象に改修パーツを無料で送付するサービスを行うと聞き(6/1までの期限)、メールを送りました。

http://miniart-models.com/ja/corrected-additional-parts-for-35162-pz-kpfw-iii-ausf-b/

すぐに「メールを受け付けた、6/15以降順次送る予定だから待ってて」といった返信があり、心待ちにしていましたが、本日ついに届きました。


MiniArtの誠意に敬意を表します。

2018年7月1日日曜日

StuG III Ausf.B (Tamiya MM281) 製作記ー27

引き続き投稿します。
先ほど保護フレームに使用した真鍮板(幅1.0mm厚さ0.1mm)を使い、車体後部の荷物積載フレームを製作しました。
G型後期には正規装備となりますが、それまでは様々なタイプが見られます。
B型ではパイプと帯板から構成されるタイプの物が写真から確認できましたが、この車両では作り易さを考えて帯板から構成されるタイプとしました。
G型後期に正規装備となったタイプを参考に製作しましたが、これと同じものは確認できていません。
色々なタイプが現地で取り付けられたでしょうから、これもありと考えます。
固定は0.4mmの真鍮線を打ち込んで強度を稼ぎました。







さて、積載させる荷物を用意しないと・・・。

StuG III Ausf.B (Tamiya MM281) 製作記ー26

工作完成のゴールが見えてきました。
出来る時にどんどん進めたいと思います。

今回は車幅表示灯、ホーンの保護フレームを取り付けました。
この保護フレームは部隊によって形が異なり、部隊の識別点にもなっています。
この車両は第192突撃砲大隊所属車両にする予定ですので、「くの字」状の板を取り付けます。



エッチングパーツの関係で車幅表示灯がやや腰高なのでフレームもやや大きめになってしまっています。
恐らく現地改修でしょうから多少の個体差は有り得るでしょう。

2018年6月25日月曜日

StuG III Ausf.B (Tamiya MM281) 製作記ー25

いよいよセネガル戦(ワールドカップサッカーです)ですが、その前に投稿しときましょう。

フェンダー前部の車幅表示灯、ホーン、ノテックライトを取り付けました。
前照灯から延びるライトコードはSAKATSUΦ0.38mmプラグコードを利用。
銅線が入っているので癖が付けやすく、ライトコードによく利用します。
ライトコードの分岐は中の銅線を一部抜き、空いた腔に細い銅線を繋げました。





何とかそれらしく見えているように思います。

2018年6月3日日曜日

StuG III Ausf.B (Tamiya MM281) 製作記ー24

今年もう半分近く過ぎてしまいました。
もうちょっと焦らないと・・・。

さて、懸案の前部マッドフラップと牽引用ホールドを繋ぐ構造物ですが、前回書いたように三次元的な構造が把握し切れません。
渉猟し得た写真を参考に検討し、わからないところは例の如く想像で補うこととしました。
恐らく一枚の鉄板で出来ていると思われ、先ず紙で型紙を現物合わせで製作し、それを基に0.1mm厚銅板からパーツを切り出し、更に現物合わせで製作しました。
見た目はそれらしくできたかな?




何でこんな変に凝った作りなんだかな~。

2018年5月6日日曜日

StuG III Ausf.B (Tamiya MM281) 製作記ー23

ゴールデンウィークの最中ですが、暇を見つけてはコツコツと進めております。

エッチング工作の難所は乗り切ったかと安心していたのですが、一つ忘れていました。
アンテナケースです。
工作的には大したことはありませんが、足の位置の調整が曲者です。
エッチング製の三本の足が付くのですが、ケースが水平になるよう高さ合わせ、且つアンテナが上手く収まるように真っすぐ位置を揃える。
このように三本の足を調整するのは、はっきり言いまして常人には不可能です。
ゴールデンウィーク中はこれに掛かりっきりで、やっとのことで何とか形にしましたが、水平方向も垂直方向もガタガタです。
もうこれ以上は無理と諦めました。
最後に斜めに支える棒状の物を銅線から作り、衝撃を与えない様にそぉーっと付け、完了。
あとは完成まで取れない様に祈るのみ。









これでもう安心、いや、まだ残ってました、前部マッドフラップ周辺の工作です。
これがまた資料が少ないため三次元的に把握し辛い形状なのです。
今年中に終わるのだろうか。

2018年4月22日日曜日

StuG III Ausf.B (Tamiya MM281) 製作記ー22

リアマッドフラップもフロント同様金属板で作り直したかったのですが、丸と四角の切り抜き部を正確に再現することは困難と考え、それは断念しました。

キットのパーツをそのまま使えばいいのですが、留め具もモールドされているためその再現を省略できるという理由でドラゴン3号の余りパーツを利用します。

また、最後部のフェンダーステーも余りパーツを利用することとしました。



マッドフラップ留めの金具はAberのパーツですが、Φ0.27mmの真鍮線で留め、可動にしました。
(最終的に固定しますのであまり意味がありませんが、取り付け時の利便性を考えて)

2018年4月15日日曜日

StuG III Ausf.B (Tamiya MM281) 製作記ー21

更新が月一回ペースで、この状況だと本当に来年の中京AFVの会に合わせた完成になりかねません。
どうなることやら。

さて、やっとインテリアが仕上がり、漸く車体上下を接着出来ました。






また、一番前にあるフェンダーステーの取り付け部を銅板で製作し、これに直径1mmのプラ棒で作ったパイプ状のステーを取り付けました。









最後部のステーもな何とかしないといけませんが、現在思案中です。