2016年12月23日金曜日

StuG III Ausf.B (Tamiya MM281) 製作記ー1

何とか年内にT-34-76 STZ Mod.1942を一段落させることが出来ましたので、この勢いで早速新しい課題に取り掛かることにしました。

3作目の課題はこれまた問題作とされるTAMIYA MM No.281 StuG III Ausf.Bとしました。
DragonやBroncoが短砲身型III号突撃砲をリニューアルしていく中、一世代前のキットである本作に敢えて挑戦したいと思います。
今回は極力サラリと流したい気持ちですが、その時の気分で成り行きが左右されそうです。
また、Aber社製エッチングパーツ付き仕様ですのでエッチングパーツの料理の仕方も鍵となるでしょう。
さてどうなるでしょうか。



2016年12月19日月曜日

T-34/76 STZ Mod.1942 (Dragon6388) 製作記ー47(Finished)

6月9日の製作開始から半年、もう少し手を加えたいところもあるのですが、取り敢えず完成とします。
前回の記事の後に行った大凡の工程です。
1 ガイアノーツ フラットクリアーでコート(二回目)。
2 AK024(Dark Streaking Grime for Dark Green Vehicles)を用いたStreaking Effect。
3 AK013(Rust Streaks)を用いたStreaking Effect。
4 AK015(Dust Effects)を用いたRainmarks。
5 アース系ピグメントを用いて水平部に乾いた埃溜まりの表現。アクリルシンナーで固定。
6 アース系ピグメントをアクリルシンナーで溶き、泥跳ね表現(Speckling)。
7 P023(Black Smoke)を用いた排気管及びその周辺部への煤表現。
8 AK025(Fuel Stains)、AK084(Engine Oil)による油汚れの表現。
9 ラストピグメントによる予備履帯、防滑具、牽引ロープ、金網部の錆表現。
10 最後にガイアノーツ EX-フラットクリアーで全体をコート。

















かなりヘヴィーなウェザリングとなっています。
ちょっとやり過ぎたかと反省です。

今回は自分なりにではありますが、今までになく工作に拘った作品となりました。
とても自分の知識と技量だけでは不可能だったでしょう。
全ては かば◎さんのお手本 そしてインターネット上で得られた先達の情報のお陰です。
改めて感謝致します。

2016年12月11日日曜日

T-34/76 STZ Mod.1942 (Dragon6388) 製作記ー46

天気の良い休日は貴重です。
早速、手持ちの油彩のグリーン系(ビリジャン ヒュー)、ブルー系(ウルトラマリン ブルー)、オレンジ系(パーマネントイエロー オレンジ)、イエロー系(パーマネントイエロー)を用い、ぺトロールで希釈してランダムにフィルタリングしました。
使い分けは適当で、ほぼその時の気分です。









極めて薄めに行いましたので、ビフォー・アフターにあまり違いがありません。

2016年12月6日火曜日

T-34/76 STZ Mod.1942 (Dragon6388) 製作記ー45

予てよりの懸案事項であった防滑具、牽引ロープの取り付けを終え、工作はついに完了です。
あとは途中である塗装過程を更に進めるだけです。
何とか年内完成を目指します。

油彩のバーントシェンナで全体を薄くウオッシュし、乾燥させた後にセピアでピンウオッシュ。
その後にガイアノーツのフラットクリアーでコートした状態です。
今後の細かいウェザリングの素地となります。





T-34/76 STZ Mod.1942 (Dragon6388) 製作記ー44

模型の時間が取れず、なかなか前に進みません。
年内完成が微妙になってきました。

また、ただでさえ時間が取れないところに防滑具の固定ベルトで大変に手間取りました。
当初は付属エッチングを利用する予定でしたが、防滑具をSTZ Mod.1942本来のタイプに変更したことでサイズがやや大きくなり、ベルトの長さが足りなくなってしまったのです。
あれこれ悩んだ末、0.1mm厚銅板と真鍮線からそれらしく作り直すことにしました。
微妙な出来ですが、現在の私にはこれが限界と諦めます。










ついでに牽引ロープの固定ベルトも同様に作り直しました。
へぼへぼですが見た目を統一するためです。

2016年11月15日火曜日

T-34/76 STZ Mod.1942 (Dragon6388) 製作記ー43

まったりと進めております。
タミヤの情景テクスチャーペイント草カーキをベースに各種アース系ピグメントを加え車体下部、履帯、転輪を大雑把に汚しました。
色調はピグメント自体の色とタミヤアクリルにて調整しています。











排気管はキットのままだとちょっと長めに感じられたため、心持ち寸を詰めました。

2016年11月6日日曜日

T-34/76 STZ Mod.1942 (Dragon6388) 製作記ー42

ゆっくり進めています。
なかなか時間が取れないということもありますが、チッピングには焦りが禁物だからです。
先を急ぐと雑になるので一面づつ数回に分けて進めていきました。
まあ、それでもやっぱり途中から雑になってしまいましたが・・・。
どうも根気が足りません。
何とか終わりましたが、いつもながらちょっとやりすぎ気味です。

写真はチッピングを施し、デカールを貼り、クリアーコートした状態です。











チッピングに用いたのは主にタミヤエナメル・ダークアイアン(XF-84)です。
デカールはKalinini Front 1942を選択しました。
クリアーは一回目同様ミスターカラー・スーパークリアーIII(GX100)です。

2016年10月23日日曜日

T-34/76 STZ Mod.1942 (Dragon6388) 製作記ー41

休日に合わせての塗装になりますのでなかなか前に進みません。
天気は曇りですが雨じゃないだけましです。

グレイトーンでモジュレーション塗装を行なった後、最初のクリアー掛け(ミスターカラー・スーパークリアーIII(GX100))を行いました。
充分乾燥させた後、後のチッピングに備えてシリコンバリアーを全体に筆塗りし、基本塗装として4BOグリーンを極めて薄く、何回かに分けてのせてゆきます。
4BOグリーンは ネットの画像 を参考にミスターカラー・ロシアングリーン(1)(C135)とダックエッググリーン(C26)から調色しましたが、塗装工程の関係でかなり明るめに調製してあります。









これから塗料を剥がして大雑把なチッピングを行います。

2016年10月13日木曜日

T-34/76 STZ Mod.1942 (Dragon6388) 製作記ー40

ミスターカラーセット・ザ・グレイを用い、グレイトーンによるカラーモジュレーションを行いました。
マスキングは厳密に行わず、大まかな塗り分けしかしていません。











これから油彩等で微調整してゆきます。

2016年10月10日月曜日

T-34/76 STZ Mod.1942 (Dragon6388) 製作記ー39

予報通りの良い天気に恵まれ、塗装に取り掛かります。
と言っても、私の塗装ペースは工作同様牛歩です。
先ずはガイアノーツ・サーフェイサーエヴォ・ブラックを用い、下塗り兼プレシェーディングを行いました。
影の部分は出来るだけ念入りに、それ以外はの部分は比較的あっさりと済ませています。

2016年10月9日日曜日

T-34/76 STZ Mod.1942 (Dragon6388) 製作記ー38

サーフェイサーと影色を塗ってから履帯を転輪に巻く予定でしたが、天気の関係で塗装を明日に延期しましたので、急遽塗装前に履帯を巻いておくことにしました。
T-34の場合、履帯は二枚一組での長さ調整となりますので、丁度良い具合に巻くのは簡単ではありません。
予想してはいましたがそれ以上に難儀しました。
マジックトラックの組み上げ方は既に語り尽くされていますが、自分への備忘録として書き留めておきます。
先ず、予め必要となる履帯の長さを巻き尺で測り、約36cmで履帯を組みました。
タミヤの流し込み接着剤(速乾性ではないもの)を接合部に流し込み、約30分置いた後に転輪に巻いてゆきます。
最終的には誘導輪の位置で調整しますが、力が加わるため誘導輪基部(パーツA6)も流し込み接着剤で固定しつつの位置調整になります。
履帯の弛みはティッシュペーパー等をフェンダーと履帯の隙間に詰めて形作ってゆきますが、自然な感じを出すのは極めて高難度だと思います。
形が決まり、ある程度乾燥し固定しつつある段階で、履帯と転輪とを流し込み接着剤で接着してゆきます。





細かい所では不満もありますが、何とか形になったようです。
転輪自体は車体と接着していませんので、履帯共々取り外せる、所謂ロコ組みの状態です。
ひとつ大事なことを書き忘れていました。
履帯には方向性があるようで、かば◎さんの記事 を参考に取り付けました。

2016年10月7日金曜日

T-34/76 STZ Mod.1942 (Dragon6388) 製作記ー37

工作もやっと終点が見えてきました。
塗装の関係で現時点で接着出来ない部分を除き、部品を取り付け終えた状態です。










牽引ロープ。
輪っかの部分は かば◎さんの考察 に依り、R11のパーツを使うことにしたのですが一組分しかないため、ジャンクパーツよりよく似たものを用意しました。
おそらくトランぺッターのKV-1キットの不用パーツであると思います。
また、ワイヤーロープ部分は輪っかを変更した関係でキット付属のものではギリギリの長さになり取り回しが悪いため、MODELER'Sのホビーワイヤー(直径1mm)を焼き鈍して使用しました。



この連休中に塗装に取り掛かる予定です。

2016年10月2日日曜日

T-34/76 STZ Mod.1942 (Dragon6388) 製作記ー36

遅々としていますが、少しづつでも前進してゆきたいと思います。
先ず、テールランプです。
キットにはエッチングパーツも用意されていますが、工作の難易度が高いわりにプラスチックパーツとの差があまりありません。
そこで、プラパーツを削り込んで使用しました。
また、プラペーパーで溶接線を再現してみました。



フェンダー上に大小二つの工具箱を取り付けました。
インターネット等で見つけた写真では共にフェンダー上から少し浮いた状態で取り付けられているように見えるため、そのように取り付け部を工作しました。





本当に浮いた状態で取り付けられているのか、取り付けられているとしたら何故なのかはわかりません。

2016年9月28日水曜日

T-34/76 STZ Mod.1942 (Dragon6388) 製作記ー35

まるで夏に戻ったかのような暑さで更に作業は捗りません(単なる言い訳です)。
工作は未だ途上ですが、完成すると塗装出来なくなる部分や、金属部分にプライマーとサーフェイサー(ガイアノーツ・サーフェイサーエヴォ・ブラック)を塗りました。